自賠責保険とは
自賠責保険は交通事故被害者を充分に救済するために作られた制度です。
ナンバーがついている乗り物はバイクも車も全て加入の義務があります。
その自賠責保険の支払額は年に5%前後ずつ減ってきています。自動車の安全性能が上がってきたので交通事故も減ってきたのでしょうか。
車を所有する人が減っているから支払われる保険料は減っているのでは?とも思ったけど、こちらは年々増加傾向です。
商売ではないとしても、収入はあがり支出が減っているわけですから当然儲かっているわけで足りなくなるわけがありません。
自賠責保険料が値上げされる理由がひどい
それでは儲かっているはずの自賠責保険料が値上がりするのかというと・・・
財務省が自賠責保険の運用益から1兆1,200億円を借金して返さないから!
村山内閣だった1994年に国会が終わってすぐに国交省と財務省がこっそり話し自賠責保険の運用益を財務相に貸し出したとのこと。
国会が終わってすぐに・・そしてその議事録は当たり前のように残っていません。
20年以上かかってもまだ6,000億円ほどしか返してもらっていないそうです。20年前の物価と今の物価は違うわけなのですが利息もなしに・・・